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相反抑制

2021/01/15
整骨院コラム
皆さんはこの相反抑制と言う言葉を目ま
たは耳にした事があるでしゅか。

相反抑制とは一体何の事かと申しますと、
簡単に言えば縮んだ筋肉の反対側の筋肉
は伸びていると言う事です。

力こぶを例えで出せばわかりやすいと思
います。

肘を曲げて力こぶを作った時に、上腕二
頭筋は縮んで硬くなっていますが、反対
側の上腕三頭筋は伸ばされて力が抜けて
いると思います。

どちらも力を入れようと収縮させる事は
物理的に不可能です。

この特性を利用してストレッチをすると
効果はかなり高いものになります。

例えば前屈をする時に、伸ばされるのは
ハムストリングスですが、逆に収縮する
筋肉は大腿四頭筋になります。

前屈でハムストリングスを伸ばしている
時に大腿四頭筋に力を入れると、よりハ
ムストリングスが伸びるのが実感出来る
と思います。

また、このストレッチがかかる筋肉を普
段から柔らかくする事で収縮する側もよ
り収縮が強くなり、大きい力が出せる様
になります。

ベンチプレスで背中の筋肉を解す事で普
段より重い重量が挙げられる場合もあり
ます。

ストレッチや柔軟体操をする時、反対側
の筋肉の収縮を意識しながらやってみて
下さい。

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