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ぎっくり腰は冷やす?温める?

2020/09/14
整骨院コラム

腰痛は「冷やす」「温める」どっち?

 

よく痛みに対して温めた方が良いのか、冷やした方が良いのか。どちらが良いか聞かれます。

腰痛に対するセルフケアとしては「冷やす」と「温める」の2種類がアプローチが考えられます。体温を変化させる両極端な対処法を使い分けるには、腰痛の症状や原因を見極める事が重要です。

冷やした方が良い場合と温めが方が良い場合の違いを理解して下さい。

 

 

 

急性腰痛の場合は冷やす

 

急性腰痛はぎっくり腰の名称でも知られる腰痛です。急性腰痛は慢性的な腰痛とは異なり、立っていられないほどの痛みを生じるケースが見受けられます。この時に重要なのは腰部をアイシングする事です。

 

急性腰痛に陥った腰部は熱を伴った炎症状態になっている事が多い傾向にあります。炎症とは捻挫や打撲といったケガの一種であり、痛みを緩和するには冷却して炎症を抑えるのが効果的です。

 

具体的にどのような形で冷やすべきなのかと言うと、タオルを水や氷で濡らし、それを患部にあてがうのが比較的簡単な方法といえます。市販されている保冷剤を冷凍庫で凍らせてあるなら、十分に冷えている事を確認したうえで腰に当てるのも効果的です。

 

ただし、長時間患部を冷やし過ぎないように注意してください。

 

 

 

 

 

慢性腰痛の場合は温める

 

慢性腰痛とは倦怠感を伴った腰痛であり、ぎっくり腰のような急激な痛みを感じにくいのが特徴です。長時間のデスクワークをはじめとした、同じ体勢を継続する習慣を積み重ねていると、腰椎に負担が生じます。

 

さらに腰の周囲の筋肉が強張り、血行不良に陥る事で慢性的な痛みや倦怠感へと発展したのが慢性腰痛です。慢性腰痛の改善には温める事で筋肉の血行を促していきましょう。使い捨てカイロやドライヤーで腰周辺を15分程度温めるのが目安です。

 

マッサージをする事でも血行促進効果が期待できるので、慢性腰痛が辛い人はマッサージを受けてみてください。しっかりと湯船に浸かる入浴は身体を芯から温める事が可能です。

 

腰だけでなく、脇やお腹といった部位を温める事でも、血行促進効果は期待できます。

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