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再発予防法

2022/09/10
整骨院コラム
再発を防ぐための運動を
ぎっくり腰の痛みは通常、1週間程度でかなり治まり、
日常生活もこなせるようになります。ところがそこで
安心していると、再発したり、慢性の腰痛症へと進ん
でしまうことがあります。その最大の原因は運動不足
です。

とくに中高年の場合には、加齢に伴い骨量が減り、腰
椎の変形などが進み、再発や慢性化を起こしやすい傾
向がみられます。予防のためには、腰を支えるための
筋力アップ運動や、筋肉や靭帯を柔軟にするストレッ
チ運動が適しています。

<腹筋と背筋運動の一例>
1. あお向けに寝て、手をお腹のあたりに置き、上体だ
けを少し上げる(5秒程度)。このとき、息は止めずに
少しずつ吐く。これを数回繰り返す。

2. うつ伏せに寝て、手はからだの横に添え、上体を少
しそらす(5秒程度)。息は止めずに少しずつ吐く。
これを数回繰り返す。

腹筋と背筋をさらに強くするには、1.と2.と同じ姿勢
で、足先を上げる運動もあります。ただし、腰への負
担が大きくなるので、まず1.と2.の運動に十分に慣れ
るようにしてください。

腰に痛みが残っている場合や自分では運動が続かない
場合は、医師に相談してリハビリの運動を行っている
施設を紹介してもらい、専門家の指導を受けるように
しましょう。

またストレッチ運動は、ラジオ体操程度で十分ですが、
曲に合わせて急いでやる必要はありません。筋肉をリ
ラックスさせ、靭帯をゆっくり伸ばすつもりで、自分
のペースでやるようにしましょう。

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