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ぎっくり腰はなぜ痛いのか

2021/09/15
整骨院コラム
ぎっくり腰はなぜ痛い

・ぎっくり腰は、なぜ痛いのか。
その理由のひとつは、腰を支える靭帯や
筋肉に急に負担がかかり、断裂を起こし、
それが神経を刺激するためです。 

しかし、痛みの原因はそれだけでなく、
腰の中央に連なる椎骨の関節とその周り
の膜(関節包)、さらに椎間板(軟骨)
などが傷つき、神経を圧迫することから
も起こります。

人によって、また原因によっても異なり
ますが、こうした痛みが重なることで、
強い痛みになります。

中高年の場合には、加齢や運動不足のた
めに腰を支える筋肉が弱くなり、腹筋と
背筋のバランスが乱れていることがあり
ます。また、椎骨の関節や椎間板が変形
し、いわゆる椎間板ヘルニアなどを起こ
している場合もあります(※)。

こうしたケースでは、ぎっくり腰を起こ
すと症状もひどくなりがちなので、とく
に注意する必要があります。

(※)椎間板ヘルニアは、椎骨と椎骨の
間にある軟骨の一部が後方に飛び出し、
神経を圧迫することで生じる腰痛です。
そのほか老化に伴う腰痛では、椎骨の変
形により脊柱管という神経が狭くなる脊
柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさく
しょう)、椎骨の一部に変形や疲労骨折
が起こる変性すべり症や分離症などがあ
ります。

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