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40肩と言われたことはありませんか?

2021/10/20
整骨院コラム

40肩、50肩の種類


いわゆる四十肩、五十肩とは何でしょうか?

いくつかの種類があり、以下が代表的なものです。

上腕二頭筋腱炎

腱板損傷

肩関節周囲炎

石灰沈着性肩炎



まず、腱板完全断裂は, 明らかに外傷を起因とする。

しかし臨床的には, 完全断裂を除けば、中年以降で

は明らかな外傷を認めないことが多く、加齢に伴っ

て腱が変性し, 腱板への繰り返されるインピンジメ

ントや微小外力が加わって生じる不全断裂で,肩関節

周囲炎と同様の症状を呈する肩関節周囲炎は, 40歳

以降に頻発し、肩関節の疼痛と可動制限を有する症

状を総称している。 肩関節外転・外旋制限, あるい

は外転・内旋制限がみられる。


一般的には、加齢による変性変化によって起こるもの

で、病理学的には, 腱板付着部を中心に、 大結節部

での骨皮質骨化,骨辺縁不正, 骨増殖を認めたり、嚢

胞形成あるいは肩峰下面での骨棘形成をみることがあ

る。


その他,滑液包の炎症・変性・癒着を認めるもの,回旋

筋腱板や上腕二頭筋長頭腱の変性炎症変化あるいは石

灰沈着によるものなど多種多様である。


つまり腱板断裂以外は加齢に伴う変性の肩の痛みの総

称を40肩、50肩と言います。

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