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石灰沈着性腱板炎

2020/09/28
整骨院コラム

石灰沈着性腱板炎

 

肩関節周囲炎と似たような症状が出ます。

特徴としては、4050歳代の女性に多くみられます。肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。

 

この石灰は、当初は濃厚なミルク状で、時がたつにつれ、練り歯磨き状、石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。石灰が、どんどんたまって膨らんでくると痛みが増してきます。そして、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。

 

夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多いです。痛みで睡眠が妨げられ、関節を動かすことが出来なくなります。

 

発症後14週、強い症状を呈する急性型、中等度の症状が16ヵ月続く亜急性型、運動時痛などが6ヵ月以上続く慢性型があります。

 

治療方法としては肩関節周囲炎と同様の治療方法になります。

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