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夏の冷え

2020/08/25
整骨院コラム

暑い夏がいよいよやってきましたが、体調はいかがでしょうか??

熱中症には気を付けましょう。

以前載せた熱中症に関する対策をもう一度ご確認ください。

暑さに対する対策と実は意外と思われるかと思いますが、夏は冷えにも注意です。

それが原因でぎっくり腰や寝違えなど筋肉に影響を及ぼし、痛みが強くなる方が毎年多発しています。

その理由として

 

1.冷房

通勤中や勤務先の電車やオフィスなど、冷房が効いた場所に長時間いることで、カラダは芯から冷えます。他にもコンビニやスーパーなど、街の至る所がキンキンに冷えている状態です。そもそも人間の体は、暑い時には体表に近い血管を広げて体の熱を放出し、逆に寒い時には血管を収縮させて血液を体の深部に集め、熱を逃さないように働きます。このような反応をコントロールしているのが自律神経の働き。ところが、体が反応できる範囲を超えた温度差のある環境にいると、自律神経がうまく機能しなくなります。

人間の体が無理なく対応できる1日の温度変化は7前後とされていますが、現代の日本の夏は冷房の完備で屋内外の温度差がそれ以上になることが多く、体温を調節する自律神経が混乱し、冷えをもたらすとされています。

 《対策》

汗をかく夏こそインナーは大切です。冷え対策を考えるなら、夏でも丈が長いものを選ぶようにしましょう。座った時に背中が出ていないか、下腹がカバーできているかチェックをして選んでください。

どうしてもオフィスがキンキンに冷えている環境から逃れられない場合があるとは思いますので、そんな時は3つの首を温めることを意識しましょう。

それは首・手首・足首です

この3つの場所が温まるだけで体感温度がだいぶ変わります。

ストールなどで首を温めたり、長袖を着て手首を温かくする、レッグウォーマーで足首を温めるなど工夫してみましょう。

冷房の温度は前でも述べた温度変化、屋外と屋内の温度の差が以上とならないように意識することが重要です。

環境省が推奨する室内の温度は28です。これはあくまで室内温度なので、エアコンの設定温度とは異なります。

 

2.冷たい飲み物や食べ物をよく摂る

キンキンに冷えた飲み物、氷をたくさん入れて一気に飲んでいませんか??

そのようなものをとった場合、約37度であるはずの内臓が一気に冷えてしまい、その冷えた内臓を温め直すには大変なエネルギーと時間が必要になります。

そして、内臓が冷えるとおなかを下しやすくなります。暑い夏におなかの調子が悪くなる人が多いのはそのためです。

気持ちはすごく分かりますが、身体のためには注意が必要です。

 《対策》


常温、もしくは、体温以上のものを飲んだり、食べるようにしましょう。冷たいものはカラダを冷やします。

日頃から心がけて、温かいものを食べる、飲み物は常温のものをとるようにしましょう。

 

3.入浴は湯船に入らずシャワーで済ませることが多い

 

冷えたからと熱いお風呂に入れば温まるといったイメージがあるかもしれませんが、実は、かえって逆効果です。

冷えている時に最適な入浴法は、39度~40度のぬるめのお湯に15分~20分ゆっくり入ることです。額がうっすらと汗ばんできたら、カラダの芯が温まってきたサインなので、それを目安に入浴しましょう。

冷房などで冷えた体を1日の終わりにお風呂でリセットしましょう。

 4.運動不足

長期の休みに入り、しかも外は暑い!!

生活はダラダラしがちになりますね。

筋肉を使うことにより、滞りがちな血液の循環を促進できるからです。逆に運動をしないと、筋肉の量が減少してしまい、疲れやすい体質が助長され、さらにダラダラと過ごしがちになってしまいます。

運動が苦手な方でもまずはストレッチから始めましょう。

このご時世、多くの心配事も増えていていると思います。

まずはこの夏を健康で乗り切るためには日ごろからのケアが重要です。

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